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セパンF1サーキット

セパン・インターナショナル・サーキット (Sepang International Circuit) は、マレーシアの首都クアラルンプールの郊外(約40km)にあり、クアラルンプール国際空港より約15kmの位置で、スランゴール州セパンにある国際サーキットです。 サーキットの敷地はクアラルンプール国際空港の敷地内で、空港の敷地自体が当初から広大だった為、空地利用の一環で作られたサーキットで、フラットな高速コースとして知られています。


F1レースを行っていて、1999年からF1世界選手権マレーシアGPを行っていますが、近年はオープニングレースとして、F1カーを飛行機で輸送するフライアウェイで開催されています。現在は中国やシンガポールでも行われていますが、アジアでは日本GPの次に開催されました。 また、二輪のロードレース世界選手権マレーシアGPも行われていて、国際的なサーキットとして知られています。


サーキットへはクアラルンプール国際空港(KLIAやマレー鉄道(KTMコミューター)のニライ駅などからバス、タクシーを利用しますが、F1マレーシアGP開催中は、KLセントラル、ブキッ・ビンタン、KLCCなどからサーキット行きのバス便(SKY BUS)が運行されています。


コースは第一コーナーのパンクから右に大きく回り込んで左に切り返すコーナーで、左右に切り返す為見所の一つです。 高速の第三コーナーを抜けて右の第四コーナーも、競り合いが見られるポイントです。 その後、S字コーナーを通過し、直線コースと複合コーナーを抜けてヘアピンへと抜けます。 中速コーナーが連続し、第14コーナーを抜けるとセパンサーキットの名物である2本のロングストレート区間のバックストレートへ向かい、最終コーナーを経てホームストレートへ戻ってくるコースです。


コーナーはフラットで回り込んだ中高速系が多く、コーナリングに強いマシンが有利のコースと言われていますが、ほぼ赤道に直下に位置するサーキットであるため年間を通じて高温多湿で、ドライバーは体力的に厳しいレースを強いられ、熱帯特有の雨やスコールがレースに影響することも多いのが特徴です。


メインサーキットの周辺では、マレーシアの国産車プロトンの歴史や、マレーシアにおけるモータースポーツの歴史などを展示している自動車博物館と、ゴーカートサーキットと、モトクロスサーキットが併設されています。

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