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ゴールデントライアングル
クアラルンプール市内でゴールデン トライアングルと呼ばれている地区があります。この地域は、クアラルンプールのほぼ中央でＫＬタワーが位置している小高い丘がその中心です。このエリアは、アンパン通り、サルタン イスマル通り、ラジャ チュラン通りに囲まれた地域を指していて、市内への給水を行っている巨大なウォータータンクと、広大な敷地のブキット ナナス公園が中央部をＫＬタワーと共に占めています。 市内の中央部とは思えないほど静かなエリアですが、周囲を囲んでいる通りは高層ビル化されていて、銀行ビルや投資会社のビルなどが多くありビジネス街となっています。また、ワールドクラスの高級ホテルが点在していて、シャングリラホテルやコンコルドホテルなどがこのエリア内にあります。
観光でのこのエリア内は、やはり、１９９６年に完成したクアラルンプールタワーで、世界で４番目に高いテレビ塔です。高さ４２１mもの高さを誇るタワーの展望台や回転レストランからの眺望は必見です。小高い丘陵地帯ブキッ・ナナスにあるので、天気が良ければゲンティン・ハイランドやマラッカ海峡まで見渡す事が出来ます。また夕日に染まるクアラルンプール市内や、きらきらした夜景もお勧めで、ちょっと離れた場所にあるペトロナスツインタワーのライトアップされた姿は、とても幻想的な姿です。このタワーの展望台へは、わずか１分足らずで着いてしまう超高速エレベーターを利用して登れます。
また、展望レストラン「スリ アンサカ」は、ディナーブッフェ形式のマレー料理のバイキングですが、いつも込み合っていて、マレーシアで最も空に近いと言われる回転レストランで、ゆっくり楽しむのでしたら予約が必要になります。バイキングの料金は一人４，０００円程度とマレーシアの物価からするとかなり高いですが、展望台料金も含めてと思えばお得かもしれません。展望レスストランは約一時間半位で一周して、ツインタワーやクアラルンプール市街の夜景を堪能できます。