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スバン空港(スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港)

スバン空港

正式名称よりスバン空港と呼ばれることの多い空港で、正式名はスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港ですが、クアラルンプール市内ではこちらの名称のほうが通じます。市中心部からほぼ西へ約15km程のところにあり、1965年開港当時は東南アジアで最長3,780mの滑走路を誇っていた旧クアラルンプール国際空港です。1998年6月より現在のクアラルンプール国際空港(KLIA)がセパンに開港した為、クアラルンプール国際空港の名を譲ることになりました。


クアラルンプール市内に近いという利点から格安航空会社が就航しようとしましたが、騒音問題で住民の反対運動があり実現しませんでした。 現在このスバン空港は、二社の就航路線があり、ベルジャヤ航空がマレーシア国内のパンコール島、ティオマン島、ルダン島と、国際線でタイのサムイ島へ運行しています。 もう一社のファイアフライ航空は、国内ではアロースター、クアラ・トレンガヌ、コタ・バルー、ジョホール・バル、ペナン島、ランカウイ島やボルネオ島のコタキナバル、クチンで、国際線はタイランドのプーケット島、サムイ島、インドネシアのプカンバル、メダンと、シンガポールへ運行しています。


空港へのアクセスは直接のバスや鉄道の便がありませんので、タクシーを利用するのが一般的で、市内のクアラルンプール シティーセンターからですと約40分程で到着し、料金はスムーズに行けば40RM位です。空港からクアラルンプール市内へは、バジェット タクシーの発券所が用意されています。また、当然ですが空港にはオープンエアの駐車場もあり、1時間1RMで最初の1時間は2RMになります。国際空港当時はターミナルが三つに分かれていましたが、現在は一つのターミナルで運用されていて、ターミナル内も改装されていて綺麗でシンプルな空港になっています。

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